興味が無いのはともかく関係無いわけがない
数年前の台湾旅行での話
写真マニアの知人Ⅰが大はしゃぎして写真を撮り始めたので注意してみた
俺「外国のモニュメントではしゃぐのミーハー日本人丸出しでみっともないしやめたほうがいいよ」
Ⅰ「いいじゃないですか!」
俺「ここがどういういわれの場所かも 蒋介石がなにした人かも 台湾の歴史も 君知らないよね? もしグランド0とか原爆ドームみたいな場所だったらどうすんのん?」
Ⅰ「歴史なんて興味が無いし関係無い!」
興味がないのはともかく関係無いと思う理由がわからない 歴史に興味が無く自己保身以外に興味がないⅠに現地人の感情に配慮することを求めるのも無駄なんだけど トラブルに巻き込まれる可能性すら考慮しないらしい これまで数多の人間が数多の愚行失敗を積み重ね無駄な血を大量に流しその都度少しづつ修正し今の世に繋がりそこに乗っかって我々現代人は生きているわけだが 歴史と自分が無関係はありえない
蒋介石って確か侵略者のはずなのに国父になってるけど台湾人はどう思ってるのだろう?くらいに台湾の歴史には疎いのだけど ここには子供の頃に何度か来た事があったのと現地人ぽい他の観光客もはしゃいでたのでたいして問題無いだろうとほっといた
そもそも歴史も曰くも何も知らないモニュメントを大はしゃぎで写真に収める事の何がそんなに楽しいのかな?これがB層というやつか・・・
次はおみやげ屋
共通の友人Tにおみやげを買ったんだけど それを見ていたⅠが
Ⅰ「やったfangさんがTにお土産買ったなら僕は買わなくていい!」
俺が買ったら何故かⅠは買わなくてよくなる超理論!旅行チーム一同でおみやげを渡したことにすれば問題無いらしい たくさんもらった方が喜ぶと思うのだが
「おみやげは貰った人を喜ばすために買うのではなく 免罪や保身のために買うもの」と認識してる人もいるんだと初めて知った
更に帰りの空港に向かう電車の中
Twitter確認に余念のないⅠが突然
「やばい!僕が会議に出れなかったから会議が無茶苦茶になって TがTwitterでマジギレしてる!」
「あーメンドクサイことになった Tの相手するの嫌だ 明日会社行きたくない」
TとⅠは当時同じ会社に勤めていてTが部署のリーダー
自分が抜けたせいで会議が無茶苦茶になったのに大変だったろう同僚にたいして申し訳ないとは微塵も思わないみたい*2 群れの中で一番強い奴に媚びてたらそれで満足*3 目先の保身のみに人生全振りしてるⅠらしい*4
この件も一応注意はしたけど
「はぁ?何言ってるのこいつ?」
と言いたげな表情でキョトンとしていた*5